TOICAの基本機能と
便利なメリット
「TOICA」は、
JR東海が発行している交通系ICカードです!
かわいらしい「ひよこ」のイラストが、
キャラクターとなっています。
一度はご覧になった方も、
多いのではないでしょうか?
2.TOICAの作り方
3.TOICAの作り方~各種割引定期券の場合
4.TOICAの作り方~連絡定期券を追加する場合
5.作ることができないTOICAの定期券は?
6.TOICAの作り方~その他の注意点
7.TOICAの利用方法
8.TOICAの自動精算方式について
9.TOICAへのチャージ方法
10.まとめ
- ページ更新日:12月11日
1.TOICAの便利なところは?
「TOICA」の利用方法は、とても簡単です!
全国のほとんどの改札機は、
タッチするだけで通過可能になります。
運賃は自動計算されて、
「TOICA」カードの「チャージ残高」から引き落とされる仕組みです。
定期券として利用している場合、
乗車区間外の運賃を自動計算して、
TOICAのカード残高からマイナスされます。
ただし、TOICAエリア外での乗り越しや、
異なるエリアをまたがって利用した場合は、
自動精算が適用されません。
チャージすることでカード残高を積み増しできるので、
同じカードを何度も繰り返し使うことも可能です。
通常のTOICAに、定期券機能を搭載することも可能です。
その逆で、定期券として利用していたTOICAを、
その後通常のICカードとして利用し続けることもできます。
対応の自動券売機などで、
最大2万円まで入金することが可能です。
別に購入した新幹線の乗車券や特急券と組み合わせて、
新幹線に乗り換えることもできます。
EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)に手持ちのTOICAを登録しておけば、
在来線から新幹線への乗り換えも、
いつものTOICA 1枚でスムーズに利用できます。
(※別途「EX-ICカード」を持ち歩く必要はありません。)
新幹線との連携機能により、
非常に便利なICカードと言えるでしょう!
自動券売機や精算機で、
TOICAの履歴を確認することができます。
(定期券の場合、定期券区間内の利用は確認することはできません。)
東海地区だけではなく、
全国の主な公共交通機関で利用することができます。
(※PASMOエリアやPiTaPaエリアなど、
一部の事業者ではTOICAが使えない場合があります。)
チャージをすることも可能なので、
出張先や旅先に持っていくと便利でしょう。
さらに、
TOICAで連絡定期券を作ることができます。
JR線とmanaca事業者や、
JR線と近鉄線など、
今まで2枚の定期券を保有していた場合も、
一枚の定期券に合算することが可能です。
またTOICA定期券は、
新幹線停車駅を二駅以上含む場合、
新幹線の普通車自由席に乗車することができます。
(※特急料金はチャージ残高から引かれます。)
記名式TOICA・小児用TOICA・障がい者用TOICA・TOICA定期券を紛失した場合は、
所定の手続きにより再発行が可能です。
再発行手数料520円と、
新しいカードのデポジット500円(合計1,020円)を現金で支払うことで、
紛失前のカード残高や定期券情報を引き継いだ新しいカードを受け取れます。
(※無記名TOICAは再発行の対象外です。)
2.TOICAの作り方
便利な機能を兼ね備えた「TOICA」ですが、
どこでどうやって作れば良いのでしょうか?
「TOICA」の新規購入は、
発売価格2,000円(うち500円はデポジット)を現金で支払います。
したがって、
初期の段階での利用可能金額は1500円となります。
TOICA定期券を新規購入する場合は、
定期運賃+デポジット500円を支払います。
継続購入の際は、
同一カードを繰り返し利用できるので、
定期運賃のみの支払いでOKです。
定期運賃部分については、
TOICA取扱窓口や指定席券売機でクレジットカード払いができる場合がありますが、
デポジット500円は現金のみの取り扱いです。
もしも従来から使っていた磁気定期券がある場合は、
TOICA定期券への発行替えを行うことができます。
窓口か指定席券売機などで交換を行います。
この場合も、
デポジット料金はかかります。
子供用のカードは、
利用する子供の名前や生年月日などがわかる、
公的証明書の提示が必要です。
購入は本人以外の親などが行うことができますが、
利用できるのはあくまでも、
カード名に記載された子供本人のみに限ります。
子供用のカードを作ることで、
自動的に小児用料金が計算され、
カードから引かれていきます。
カードの有効期限は、
本人が12歳となる年度の3月31日までとなっています。
3.TOICAの作り方~各種割引定期券の場合
TOICA定期券のうち、
一部の割引定期券については、
購入の際にカード内に金額をチャージする機能の有無を、
選択することができます。
4.TOICAの作り方~連絡定期券を追加する場合
「manaca」や「近鉄線との連絡定期券」を、
TOICAに追加することができます!
しかし、
一部発売できない組み合わせがあるので、
事前に駅に確認するようにしましょう。
「JR線」と「愛知環状鉄道」の連絡定期券は、
TOICA連絡定期券として作ることができます。
一方で、
「JR線」と「樽見鉄道の連絡定期券」など、
現在もTOICAに追加できない組み合わせがあります。
5.作ることができないTOICAの定期券は?
「TOICA定期券」は、
発着駅・経由駅共に「TOICAエリア内の場合」に限って、
作ることができます。
利用可能エリア外にまたがる区間は、
原則としてTOICA定期券を作ることができません。
ただし、
manaca事業者・近鉄線・愛知環状鉄道などとの、
連絡定期券として発売されるケースは例外となります。
新幹線定期券の「フレックス」「フレックス・パル」も、
ICカード化して作ることはできません。
(※磁気定期券での利用となります。)
6.TOICAの作り方~その他の注意点
「TOICA」の新規購入時は、
クレジットカードで支払うことはできません。
(※定期券の運賃部分を除く)
磁気定期券をTOICA定期券に発行替えする場合も、
デポジット料金は現金のみのお支払いとなっています。
またTOICA定期券を購入・発行替えする時は、
申込書に必要事項を記入します。
(※指定席券売機の場合は画面入力)
記入内容に誤りがあると、
紛失時などの再発行の取り扱いができなくなる場合があるので、
注意しましょう。
7.TOICAの利用方法
カード読み取り部に、
「TOICA」を確実に水平にタッチしましょう。
ピ、
またはピピッという音がします。
カードがうまく読み取れない時は、
ピピピピピと連続で音が鳴るので、
もう一度ゆっくりとカードをかざしてください。
目の前のディスプレイには、
「カードのチャージ残高」や、
「利用額(支払額)」が表示されます。
定期券の場合、
定期券有効期限の14日前から有効期限が表示されるので、
期限切れを防いでくれます。
なお利用履歴は、
券売機等で直近20件まで(窓口では最大50件まで)確認可能です。
いずれも利用日から、
26週間を過ぎた履歴は確認できません。
無人駅やワンマン列車などでTOICAを使う場合は、
乗務員さんがカードをチェックするケースや、
車載の改札機にタッチするケースがあります。
駅設置の簡易TOICA改札機がある場合は、
そちらにタッチを行います。
万が一残高不足などで出場処理ができなかった場合は、
次回利用する時に、
駅係員にその旨を伝えるようにしましょう。
パスケースに2枚以上のICカードが入っていると、
改札機がうまく反応しない場合があります。
その他電波を妨げるものとは、
なるべく一緒にしないでおきましょう。
さらに、
自動券売機でTOICAを使って、
乗車券を購入することも可能です。
その際にTOICAと現金を併用することもできますが、
他のICカードと併用することはできません。
自動精算機で、
乗り越し精算にTOICAを使うこともできます。
8.TOICAの自動精算方式について
TOICAは下車駅の改札機で、
出場時に必要な運賃をカード残高から自動的に引き去ります。
複数の経由がある区間の場合は、
運賃が安い方の経由で乗車されたものが自動計算され、
減額して引去ってくれます。
とても良心的なシステムです。
もちろん子供用のカードの場合は、
小児運賃で精算されます。
なお子供用のカードを使って、
大人が改札機を通過することは禁じられています。
駅員にわかるようなランプや音が出るので、
必ずばれてしまいます。
絶対にルールを守って、
利用するようにしましょう。
9.TOICAへのチャージ方法
TOICAのマークがある自動券売機や精算機、
入金機でチャージすることができます。
チャージ金額は、
500円(入金機を除く)・千円・2千円・3千円・5千円・1万円の6種類で、
カード残高の上限額は2万円です。
なおカード残高は、
最後に機器等で利用してから一定期間(10年間)利用がない場合は、
失効してしまいます。
チャージは基本的に、
現金のみとなっています。
クレジットカードでは、
チャージすることができません。
チャージの際は、
領収書を発行することができます。
10.まとめ
「TOICA」の基礎知識と作り方について、
ご紹介しました!
複数の定期券を一枚にまとめることができたり、
新幹線との相互利用ができたりと、
とても便利なカードです。
特に新幹線との互換性が高まったことは、
地元のみならず、
地方から利用しに来た人にとっても、
ありがたいことではないでしょうか。
東海地方に住んでいる人はもちろん、
東海地方をよく利用する人は1枚持っておくと、
とても重宝するカードです。
ぜひ「TOICA」を作ってみましょう!
参照元:TOICA|JR東海|公式サイト