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ゆうちょデビット(Visa)とJ-Debitの違いは?使い方と注意点を解説!

ゆうちょ銀行のデビットは2種類!
どっちを使うべき?

ゆうちょ銀行」のデビットカードについて調べていると、
「使えるお店が少ない」「ネットで使えない」といった古い情報と、
「便利!」「キャッシュバックがある」という新しい情報が混ざっていて混乱しませんか?

実は、
ゆうちょ銀行には性質の異なる2種類のデビットカードが存在します。

ゆうちょ銀行の「キャッシュカード」と「デビットカード」が一体になっていれば便利ですよね!

最新の「ゆうちょデビット(Visaデビット)」と、
昔ながらの「J-Debit」の違い、
それぞれの使い方と特徴、
注意点をしっかりチェックしておきましょう!

  • ページ更新日:12月3日





1.「ゆうちょ銀行のデビットカード」とは?

ゆうちょ銀行のデビットカードには、
大きく分けて以下の2種類があります。

①ゆうちょデビット(Visaデビット)
今の主流はこちらです。
Visaマークがついているため、
世界中のVisa加盟店やネットショップで利用できます。
「ゆうちょデビット」という名称で発行されています。

②J-Debit(ジェイデビット)
昔からあるタイプです。
お手持ちのキャッシュカードを、
そのままデビットカードとして利用する仕組みです。
「日本デビットカード推進協議会」の加盟店でのみ利用可能です。

特に「ゆうちょデビット(Visa)」は、
コンビニやスーパー、
Amazonや楽天などのネット通販、
さらにはサブスクの支払いにも使えるため、
非常に利便性が高くなっています。

一方で「J-Debit」は、
使えるお店が家電量販店や百貨店などに限られており、
現在では大手コンビニなどでは利用できないケースがほとんどです。

2.「ゆうちょデビット」のメリット

「ゆうちょデビット(Visa)」を利用する場合、
財布にお金がなくても、
ATMで貯金を引き出さなくても、
口座残高の範囲内で決済が可能になる!という大きなメリットがあります。

さらに、
旧来のJ-Debitにはなかった嬉しい特典も追加されています。

  • 現金特典(キャッシュバック)がある
    毎月の利用金額に応じて、
    0.25%分のキャッシュバックが受けられます。
    ポイントではなく現金で口座に戻ってくるため、
    使い忘れがありません。
  • タッチ決済に対応
    Visaのタッチ決済対応マークがあるお店なら、
    カードを端末にかざすだけで支払いが完了します。

高い金額の買い物をする場合には、
現金をそのまま持っていくのは危ないですが、
大金を持ち歩く必要もなくなり、
盗難などの保障もしっかりしているので、
安心して利用できることも大きなポイントです。

クレジットカードを持ちたくない人は、
最新の「ゆうちょデビット」を利用することで、
現金の持ち運びの手間や危険性を減らしつつ、
お得に買い物ができると言えますね!




3.利用時の大事な注意点

とても便利なゆうちょのデビットカードですが、
種類によってできないことが大きく異なります。
ここを間違えると「使えなかった!」となってしまうので注意が必要です。

海外利用とネット決済について
「ゆうちょデビット(Visa)」は、
海外の店舗やATM、
ネットショッピングでも問題なく利用できます。

しかし、
「J-Debit」は海外での使用が出来ません
また、
原則としてAmazonや楽天などのオンライン決済も出来ません
ネットで買い物をしたい場合は、
必ずVisaマークのついたカードを選びましょう。

利用可能時間について
ゆうちょ銀行のシステムメンテナンスのため、
利用できない時間帯があります。
一時的ですが、
23時55分から翌0時5分までの10分間などは利用することが出来ません。

わずか10分程度なので、
そこまで大きな注意点とは言えないですが・・。
深夜に通販などで決済する際は、
エラーになる可能性があるデメリットとして理解しておく必要がありますね!

ポイント還元について
「J-Debit」には、
基本的にポイント還元制度が用意されていません。
周囲を見渡せばポイント還元のあるカードはいくらでもあるという状況なので、
これから作るなら0.25%還元のつく「ゆうちょデビット(Visa)」を選ぶのが賢い選択です。

4.クレジットカードとの違いは?

ゆうちょ銀行のデビットカードに限らず、
クレジットカードとデビットカードの違いを正確に理解していない人も多いと思います。

ゆうちょ銀行のデビットカードは、
基本的に「発行手数料」や「年会費無料」で利用することが可能です。
(※ゆうちょデビットは年会費永年無料です)

「デビットカード」と「クレジットカード」は何が違うのか?
この点は、
明確に覚えておく必要があります。

クレジットカードは、
分割払いなどの「後払い」が出来る決済方式ですが、
ゆうちょ銀行のデビットカードは常に「即時払い(一括払い)」となります。

使ったその場で口座から引き落とされるため、
「ゆうちょ銀行デビットカード」は原則として分割払いやリボ払いを選択することが出来ません。
クレジットカードのように翌々月の支払いなど、
支払いまでの猶予を持つことが出来ないという大きな違いがあります。

しかし、
「口座にあるお金以上は使いすぎない」という安心感があるため、
現金派の人でも持ちやすいカードと言えます。




5.「ゆうちょ」がメインバンクならおすすめ!

口コミなどでは、
古いタイプのJ-Debitについて「使えない」といった評判が見られることもあります。

しかし、
Visaブランドのついた新しい「ゆうちょデビット」であれば、
クレジットカードと同じ感覚で多くのお店で利用できます。

どんなデビットカードでも、
メリットやデメリットはそれぞれあるので理解した上で利用することがおすすめです。

ちなみに「ゆうちょ銀行デビットカード」は、
ゆうちょをメインバンクにしている人であれば、
わざわざ他行にお金を移す必要がないため、
利用する機会は増えると思います。

他社の銀行をメインバンクにしていれば、
ゆうちょ銀行デビットカードを使うことは殆どないと言えます。
自身のライフスタイルに合わせて選択することが大事ですね!

6.ゆうちょ銀行デビットカードの利用方法

ゆうちょ銀行に限らず、
デビットカードと聞くと作るのが大変というイメージがあるかと思います。

申し込み方法の違い
以前の「J-Debit」であれば、
口座開設時の申込書でマークを記入するだけでした。

最新の「ゆうちょデビット(Visa)」を作りたい場合は、
別途申し込みが必要です。
ゆうちょ銀行のWebサイト、
「ゆうちょ通帳アプリ」、
または郵便局の窓口で申し込むことができます。

すでにゆうちょ銀行に口座を持っている場合でも、
Webやアプリから簡単に手続きが出来るので、
気軽に「ゆうちょデビット」を発行することが出来ます。

実際の払い方
お店で会計をする場合、
「カードで」と伝えてゆうちょデビットを提示します。

Visaのタッチ決済対応店なら、
端末にかざすだけで「ピッ」と支払いが終わります。
ICチップでの支払いの場合は、
暗証番号を入力して手続き完了になります。

暗証番号を忘れがちな人もいるかもしれませんが、
自分で設定した番号なので忘れてしまうという心配もないと言えます。




7.ゆうちょデビットの体験談

私も以前は現金派でしたが、
ゆうちょデビット(Visa)を作ってから本格的にキャッシュレスを利用し始めました。

作ったキッカケとしては、
もともとゆうちょ銀行の口座を持っていたので、
アプリから手続きをすることで気軽に発行できたからです。

昔のJ-Debitを使っていた頃は、
「ネット通販で使えない」
「コンビニで使えない」
という不便さがありましたが、
Visa付きのカードに変えてからはストレスがなくなりました

Amazonでの買い物も、
コンビニでのちょっとした支払いも、
すべてこれ一枚で完結します。

さらに、
利用した翌月には口座に「キャッシュバック」として現金が戻ってくるので、
少し残念に感じていたポイント還元についても、
今はとても魅力的に感じています。

実際にゆうちょ銀行のデビットカードを利用してみると、
「使いすぎない」という安全な仕組みが実感できます。

クレジットカードのように後から支払いが大変になるという事もないので、
私個人的にはとてもおすすめのカードと言えます!

「ゆうちょ銀行」という誰もが知っているブランド力が何より安心できます♪

8.まとめ

ゆうちょ銀行デビットカード」は、
気軽に利用することが出来るので、
持っていて損はないと思いますが、
これからの時代は「Visa機能付き」を選ぶことが大事です。

とりあえずメインバンクが「ゆうちょ銀行」であれば、
お財布代わりとして持っていて損はないカードと言えますね!

「J-Debit」しか持っていない場合は、
加盟店が限られていること、
オンライン決済が出来ないことなど、
不便な点も多いので、
ぜひ便利な「ゆうちょデビット(Visa)」への切り替えも検討して、
しっかりと使い方を理解して利用しましょう!