auのポケットWi-Fiを解約する前に!
最新の手順と違約金ルールをチェック♪
「au」のWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)と言えば、
「WiMAX(ワイマックス)」や「無制限プラン」が人気ですが、
利用状況の変化によって解約を考える人もいるかと思います。
以前は「更新月」だけを気にしていれば良かったのですが、
現在は契約時期によってルールが複雑になっています。
auのWi-Fiルーターを解約する時の最新手順、
そして損をしないための注意点を詳しくチェックしましょう!
2.代理人が手続きをする場合
3.契約者が死亡している場合
4.法人契約の場合
5.解約する際の注意点(違約金)
6.解約後は他のプロバイダで契約するとお得!
7.まとめ
- ページ更新日:12月8日
1.解約は「My au」か「店頭」が基本!
かつてauの「WiMAX」や「モバイルルーター」を解約するには、
必ずショップへ行く必要がありましたが、
現在はWebでの手続きが推奨されています。
主な手続き方法は以下の2つです。
- 「My au(Web手続き)」
- 「au Style・auショップ店頭」
基本的には、
24時間いつでも手続き可能で待ち時間のない「My au」を利用するのが最もスムーズです。
電話窓口(メッセージサポート等)もありますが、
契約内容によってはWebか店頭へ案内されるケースが多いため、
解約の相談以外は「My au」か「店頭」を選ぶのが確実です。
もし店頭(auショップ)へ出向いて解約処理を行う場合、
混雑を避けるために「来店予約」をしてから向かいましょう。
契約者本人が店頭に向かう場合、
何を準備すれば良いのかというと、
顔写真付きの本人確認書類を持参すればスムーズです。
例えば「運転免許証」や「マイナンバーカード」、
「パスポート」などが確実です。
(※健康保険証などは補助書類が必要になるケースが増えているため、事前に公式サイトで確認しましょう)
ちなみに契約者の名義が小学生以下場合は親権者の同伴が必要です。
もちろん、
使用していたWi-Fiルーター端末本体(ICカード含む)も念のため持って行くことを忘れてはいけません。
auでは電話番号と名前、
生年月日を使って顧客検索をかけるのですが、
すぐに契約情報が照会できないと手続きに手間取る恐れがあるので、
それを避けるためにはWi-Fiルーターの契約電話番号も把握しておくとスムーズに進みます。
2.代理人が手続きをする場合
auでは、
Web手続きであれば契約者本人のau IDでログインすれば完了しますが、
店頭で解約手続きをする場合は、
原則として契約者が来店する必要があります。
ただしどうしても契約者がショップに行けない場合のみ、
代理人が対応しても良いことになっています。
代理人としては、
「契約者の家族」もしくは「親族」、
「未成年後見人・成年後見人」、
契約者が特別養護老人ホームなどに入居している場合は、
施設の関係者が代理人として有効です。
代理人が手続きを進める場合に必要な書類は3つです。
「契約者の本人確認書類」と「代理人の本人確認書類」、
そして「委任状」です。
ちなみに契約者の本人確認書類はコピーでも構いませんが、
代理人の本人確認書類は「原本のみ有効」です。
2つの本人確認書類は比較的用意するのが簡単な書類ですが、
委任状に不備があって解約を断られるケースが頻発しているので、
しっかりと理解しておきましょう。
委任状には4つの条件が必要です。
1つ目は必ず全て契約者本人の直筆で記入されていること、
2つ目は日付や電話番号も忘れずに記入すること。
そして3つ目は手続き内容を記載、
4つ目にショップに行く代理人の情報も契約者が直筆で書くことです。
この4つの条件を全て満たしていなければ書類は無効とされて、
解約手続きを進められません。
実際に代理人に委任しても上記の条件を満たしておらず、
解約できない人が後を絶ちません。
何故これほどまでに厳しいのかというと、
近年は携帯電話契約を利用した犯罪が増加していて、
携帯電話会社はコンプライアンスの意識が高まっているためです。
そして委任状を契約者以外が記入することは、
私文書偽造に該当するので厳重にルール化しています。
そのため書類に記入漏れや間違いがあった場合でも、
代理人が勝手に書き足したり書き換えることは禁止ですので、
必ず契約者本人に書き直してもらいましょう。
3.契約者が死亡している場合
契約者に不幸があって解約をする場合には、
ご家族などの代理人が解約手続きを行えます。
もちろん契約者が健康な状態で代理人に依頼する時のように、
委任状を書いてもらうことはできませんので、
必要な書類は変わってきます。
必要なものは「Wi-Fiルーター端末(SIMカード)」と「来店者の本人確認書類」。
それに加えて契約者が亡くなったことが確認できる書類(戸籍謄本、除籍謄本、死亡診断書など)を用意してください。
また契約者が死亡した場合の解約は、
Wi-Fi端末本体で契約電話番号を確認して、
通常ならサインで済む書類も印鑑が必要になるケースがあるため、
念のため印鑑も持参しましょう。
この契約者が死亡した場合の解約手続きでは、
本来なら必要になる契約解除料金などは、
一般的に免除されるケースが多いです。
ただし、
端末代金の残債がある場合は代理人が継続して毎月支払うか、
一括で精算する必要があるため確認が必要です。
4.法人契約の場合
法人としてWiMAX等のルーター契約をしている場合、
必要な書類は変わってきます。
まず「法人の印鑑」、
そして「来店者の本人確認書類」、
最後に「従業員であることを証明できる書類」。
例えば名刺や社員証などが有効です。
これらのものを用意することは簡単ですが、
法人の代表者以外が店頭に出向く場合は、
手続きを開始する直前に会社に電話確認が入る場合があります。
そのため代表者や総務などの決定権を持つ人に、
あらかじめ話を通しておくとスムーズに進みます。
5.解約する際の注意点
auのWi-Fiはいつでも好きなタイミングで解約することは可能ですが、
タイミングを間違えると解約違約金や端末の残額が残る場合があります。
以前の「一律で高額な違約金」という制度はなくなりましたが、
契約した時期によってルールが大きく異なるため注意が必要です。
【1】2025年10月以降などの最新プランの場合
新しいプランであっても、
「1年以内の解約」など短期で解約をする場合、
数千円程度の契約解除料が発生するケースが復活しています。
【2】2022年4月〜2025年頃のプランの場合
この期間に契約したプランは、
基本的に契約解除料(違約金)が廃止されており、
いつ解約しても「0円」のケースが多いです。
【3】それ以前の古いプランの場合
2年契約Nなどの古いプランを継続している場合、
更新期間以外での解約には「1,100円(税込)」や、
さらに古いと「10,450円(税込)」がかかる可能性があります。
このように契約時期によってバラバラなため、
正確な料金を知るには「My au」で確認するか、
auのサポートセンターに問い合わせて調べてもらうのが確実です。
電話番号は「0077-7-111」で、
営業時間は年中無休ですが朝9時から夜8時までとなっています。
電話をするとガイダンスが流れるので、
指示に従ってオペレーターに繋ぎましょう。
続いて「Wi-Fi端末を分割払いにしている場合」には、
残額が残っているか調べる必要があります。
万が一分割払いの残高が残っていると契約を解除しているのに、
端末代金の支払いが残ります。
支払いは今まで通り、
分割払いで行うか、
一括で精算するかのどちらかですが、
できれば残額がない状態で解約した方がすっきりするでしょう。
ちなみに機種変更したことがある場合、
契約の更新月と端末代金の完済時期が異なるケースも多く、
残額を残して解約すると「端末割引(毎月割など)」が適用されなくなり、
実質負担額が増えることがあります。
残額が予想以上に高額になることもあるので、
My auなどで事前にチェックしておきましょう。
6.解約後は他のプロバイダで契約するとお得!
auのWiMAX契約を解除する理由として、
機種変更よりも他のプロバイダで新規契約した方が1ヶ月あたりの使用料が安いことが挙げられますが、
確かにau本家で契約するよりも他のプロバイダ(販売代理店)を利用した方がお得になるケースがほとんどです。
そもそもWiMAXを提供しているプロバイダは多数存在していて、
それぞれがオリジナルのキャンペーンを実施しています。
その中でも「Broad WiMAX」や「GMOとくとくBB」などは、
月額料金が安く設定されていたり、
高額なキャッシュバックを実施していることが多いです。
キャンペーンの内容やキャッシュバック金額は時期によって頻繁に変動するため、
乗り換えを考えている人は最新の公式サイトをぜひチェックしてください!
7.まとめ
auのWi-Fiルーター(WiMAX)を解約するには、
現在は「My au(Web)」が最も手軽で便利です!
もし店頭で手続きを行う場合は、
契約者本人が出向くか、
面倒ですが代理人に委任状を書いて代わりに手続きをしてもらう必要があります。
書類の不備が理由で解約できないケースも多いので、
しっかりと準備して解約してくださいね!