安心感と信頼性が抜群!
銀行系クレジットカードを選ぶメリットと特徴
- ページ更新日:12月19
クレジットカードは、
大きく3種類のカードに分類されます。
その中のひとつが銀行系のクレジットカードです。
銀行系クレジットカードのおすすめポイントやデメリット、
気になる審査事情についても解説します。
1.銀行系のクレジットカードとは?
銀行系のクレジットカードとは、
その名前の通り、
銀行やそのグループ会社が発行しているクレジットカードのことを言います。
以前は銀行本体の発行が主流でしたが、
現在では、
銀行本体だけでなく、
銀行グループのカード会社が発行するカードも
一般的に「銀行系カード」として扱われています。
例えば、
三井住友カードや三菱UFJニコス、
みずほ銀行系のカードなどが
銀行系カードの代表例として挙げられます。
▼クレジットカードは大きく分けて3種類ある
クレジットカードは、
銀行系のクレジットカードのほかに、
信販系のクレジットカード、
流通系のクレジットカードがあり、
大きく分類すると3種類に分かれています。
▼信販系のクレジットカード
信販系のクレジットカードは、
JCBカードやオリコカード、
ライフカードなどが代表的なカードとなります。
こうした信販系のカードは、
さまざまな企業と提携することで、
サービスが充実していることがポイントになります。
▼流通系のクレジットカード
流通系のクレジットカードは、
ネットモールやスーパーなどの小売店、
またはその関連企業などが発行しているカードになります。
例えば、
イオンカードや楽天カード、
ファミマTカードなどが有名です。
流通系のカードは、
ポイント還元率が高いことや、
発行企業の提携ショップなどで割引を受けられるなどのメリットがあります。
2.銀行独自の特典が魅力
銀行系のクレジットカードの魅力も負けていません。
具体的なポイントを確認していきましょう。
▼キャッシュカードと一体型で便利
銀行系のカードで多いのが、
キャッシュカードと一体型になっているクレジットカードです。
一体型のクレジットカードは、
預貯金への入出金もショッピングも1枚で済ませることができて、
とても便利です。
何よりお財布がかさばらないのがうれしいポイントです。
もちろん、
キャッシュカード機能が付いていない単体型もあります。
▼銀行口座での特典が魅力
キャッシュカード機能の有無にかかわらず、
銀行独自の特典がついているケースが多くあります。
例えば、
大手銀行のクレジットカードであれば、
ある一定の条件を満たすことで、
ATM手数料や振込手数料が無料になるという優遇サービスを受けられます。
このような銀行独自の特典があるところも魅力のひとつです。
▼将来のローンが有利になる
クレジットカードの引き落とし口座には、
その銀行の口座を指定している方がほとんどだと思います。
そのため、
銀行口座を開いていることや、
クレジットカードの取引実績を積むことによって、
将来的に住宅ローンなどを組もうと思った場合、
審査結果に対して有利に働くことがあります。
もちろん、
延滞や遅延などをしていない場合に限ります。
3.デメリットはあるの?
銀行系クレジットカードのデメリットとは、
どんな部分なのでしょうか。
注意すべきポイントを見てみましょう。
▼利用限度額が低い傾向がある
まずは利用限度額です。
銀行系のクレジットカードは、
信販系のクレジットカードと比べて、
申込者が同条件であれば利用限度額が全体的に低く設定される傾向にあります。
しかし使いすぎ防止という視点から考えれば、
利用限度額は低い方が安心とも言えますし、
普段使いではそれほどデメリットは感じないはずです。
▼基本のポイント還元率が低め
流通系のカードと比較すると、
基本となるポイント還元率は低めなのがデメリットでしょう。
流通系のカード(楽天カードやイオンカードなど)ですと、
100円で1ポイント(還元率1.0%)付与されることが多いです。
それに比べて、
銀行系クレジットカードは1,000円で5ポイント(還元率0.5%相当)というケースが一般的です。
ただし最近では、
基本還元率だけを見ると低めですが、
特定店舗やサービスを活用することで
実質的な還元率が大きく変わるカードも増えています。
使い方次第では、
流通系カード以上にお得になる場合もあります。
4.銀行系カードは審査が厳しい?
銀行系のクレジットカードは、
よく「審査が厳しい」と言われます。
確かに審査の難易度で考えると、
流通系カードなどに比べて銀行系のクレジットカードは審査基準が高くなっている傾向にあります。
しかし、
定職に就いていることや、
安定した収入があることなどの条件をクリアし、
また信用情報機関の記録に問題がなければ、
審査は決して通過できないものではありません。
▼銀行口座があると有利?
クレジットカードの引き落とし口座が、
その発行元の銀行であるならば、
審査には有利に働く可能性があります。
それは、
口座を開設する時点で、
本人確認などが完了しており、
銀行側が顧客情報を把握できているからです。
全く取引のない銀行よりも、
給与振込などで利用している銀行のカードのほうが、
信頼性が高いと判断されやすいでしょう。
▼信用情報が重要
やはり何より重要なのは、
勤務状況はもちろんのこと、
信用情報機関のデータに事故情報がないかという点です。
例えば、
過去に支払遅延や延滞、
また債務整理などをしている場合には、
いくら銀行口座を持っていたとしても、
審査を通過することは難しくなります。
5.まとめ
銀行系のクレジットカードは、
基本のポイント還元率が控えめというデメリットはありますが、
取引銀行のクレジットカードという安心感は大きな魅力です。
ポイント還元だけでなく、
安心感や長期的な信用を重視する人に
特に向いているカードといえるでしょう。
また、
将来のローン審査に良い影響を与える可能性を考えると、
メインカードとして持っていて損のない1枚です。