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Kitacaの使い方を教えます!ポイントも貯まる方法を徹底解説♪

北海道での移動がもっと快適に!
Kitacaの基本機能とメリット

Kitaca」は、
改札を通るのがスムーズになるだけのカードではありません。

北海道を中心とした便利な提携サービスなども、
用意されているんです♪

日常生活で確実に活躍する1枚のカードが、
「Kitaca」なんです。

そんな、
「Kitaca」の特徴と便利な使い方を、
今のうちに確認しておきましょう!

  • ページ更新日:12月8日




1.Kitacaとは?

「Kitaca」ってどんなカード?

「Kitaca」はSuicaやICOCAの北海道版と言えるカードで「キタカ」と読みます。

あらかじめKitacaにお金をチャージしておけば、
電子マネーとしても使用できます。

Kitacaを1枚持っているだけで、
通勤・帰宅ラッシュ、
大型連休時期の券売機前の混雑にも巻き込まれることなく改札を通ることができますね♪

交通系ICカードは、
簡単に改札を通り抜ける以外にも、
さまざまな場所で活躍します!

2.Kitacaを便利に使いたい方へ

「Kitaca」を便利に使ってみよう♪

お財布に小銭が多くて困ってしまったり、
レジでの支払いがスムーズに行かなかったり、
こんなシーンに遭遇したことがありませんか?

代金を支払う時の小銭のやり取り、
お釣りをもらう時、
お金を数える時間が大きなロスになる場合が多くあります。

そんな時、
Kitacaが1枚あれば、
レジや改札などでモタつくことなくスムーズにお会計を進めることができます。

出来ることならすこしの時間でも節約したいですよね♪

初めてKitacaを利用した場合、
その便利さにきっと感動すると思います!



3.多種多彩!Kitacaの使い方

多種多彩!Kitacaの使い方とは?

原則として、
Kitacaの初回購入代金は2,000円(デポジット500円を含む)となります。

購入した瞬間から実際に利用できるチャージ残額は「1,500円」です。

購入時に支払った代金との差額は、
「デポジット料金」の500円です。

デポジット料金は「Kitacaカードの保証金」として、
預けることになるお金なので、
利用しなくなったKitacaを返還する時に返却されるので安心してください♪

Kitacaにチャージできる金額は最大20,000円です。

チャージはエリア内にある自動券売機・自動精算機・カード券売機で行えます。

▼【①・Kitacaを電車で使う!

Kitacaの使い方の中で、
一番多い用途になるのが、
電車の乗車券として使用する方法です。

あらかじめKitacaに現金をチャージしておけば、
混雑している券売機に並ばずとも改札を通れます。

必要になる運賃も自動計算システムなので、
考えなくても大丈夫です!

例えば、
知らない場所で電車を利用してコンサートに行く場合、
帰りの券売機が混雑して行列・・・。

と言う時にもピっとかざすだけで、
スっと改札を通れるのでとても便利です。

Kitacaを利用して「のりこし精算」も可能なので、
改札に入る時に金額が少なめでも大丈夫ですが、
残高が0円だと改札に入れない場合があります。

さらに、
Kitacaを使用できるエリアは北海道のJRだけではありません!

全ての機能が使えるわけではありませんが、
Kitacaエリア外でも以下の場所なら利用可能です。

北海道内の主な利用可能エリア
・札幌市営地下鉄
・函館市電、
函館バス
・SAPICAエリアのバス等

ただし、
Kitaca自体はJR北海道の駅でないと新規購入できないため、
地下鉄駅等では購入できない点に注意しましょう。

また、
全国のICマークのある主な鉄道・バス(一部事業者を除く)でも、
相互利用が可能です。

関東のSuicaエリア、
大阪のICOCAエリアなどでも問題なく使用することが出来ます。

ただし注意点もあります。

例えば、
大阪の電車乗り場で改札に入って、
京都エリアで改札を出る際には同じICOCA圏内なので問題なく使用できます。

しかし、
大阪で改札に入って新幹線などを利用して青森エリアの改札を出るとなると、
エラーが起こる場合があります。

※エリアをまたぐ利用は原則できないためです。

ただしこの場合でも、
駅員さんに事情を説明することで問題なく精算・利用することは可能です。

▼【②・Kitacaをバスで使う

バスを現金で利用する場合、
乗降者の際に小銭が必須になってきたり、
混んでいる車内でバスの停車中に両替したりと大変です。

ここでもICカードが活躍します。

札幌エリアのSAPICA導入バス(中央バス・ジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス)などは、
Kitacaでの乗車が可能です。

バスでKitacaをかざすのは乗車時と乗降時です。

普段現金でバスに乗っている人で忘れがちなのが、
乗車時にもKitacaをかざすことです。

ここでKitacaをかざすことを忘れてしまうと、
現金で支払わなければならなかったり、
他のお客さんを待たせる可能性があります。

複数人分の運賃を1つのKitacaで支払う場合は、
カードの読み取り部分にかざす前に乗務員にその旨を伝えれば、
スムーズに利用することができます。




▼【③・Kitacaを店舗で使う

コンビニチェーン店では、
カードリーダーが必ず置いてあるというほど普及しています。

Kitacaは北海道をメインに展開している「セイコーマート」に限らず、
ファミリーマート・ローソン・セブンイレブンでも使用できます。

コンビニなどの小売り店舗でKitacaが使えるメリットとしては、
やはり支払いが楽でスムーズになるということですね。

▼【④・Kitacaを自動販売機で使う

自動販売機で小銭がなくて1,000円札を使った場合、
100円玉と10円玉が両手に溢れるくらいお釣りが出てくることがあります。

そういった小銭が増える問題を解決するためにもKitacaは便利です。

また、
うっかりお釣りを取り忘れることも防止できます。

札幌では使える自動販売機が沢山あります。

札幌駅および周辺エリアには、
Kitaca対応の自販機が多数設置されています。

札幌市内を中心に、
Kitaca対応の飲料自販機はかなりの数が設置されているので便利です。

▼【⑤・コインロッカーで使う

駅などにあるコインロッカーは、
今までなら各ロッカーに付いている鍵を無くさないように持ち歩かなければなりませんでした。

ところが最近のコインロッカーには、
Kitacaが鍵の代わりになるロッカーがあります。

使い方は、
荷物を入れる→レバーを下げる→支払方法でKitacaを選ぶ。

これだけで大丈夫です。

荷物を取り出す際は、
利用前の料金支払い時に使用したKitacaカードをかざせばロッカーが解錠されます。

コインロッカーは100円玉しか受け付けないイメージがありますが、
これなら小銭が不要で両替の手間も無く、
鍵も無くす心配がないので便利です。

▼【⑥・レストランで使う

最近はレストランでもKitacaが使えるお店がどんどん増えてきました!

例を挙げると、
ガスト・松屋・すき家・ミスタードーナツ・ドトールコーヒーなど、
比較的気軽に入れるお店で使えます。
(※一部対象外の店舗もあります)

これらのお店の使用頻度が多い場合、
Kitacaを1枚持っておくと会計時がスマートに進みますね♪

▼【⑦・履歴確認ができるので管理もカンタン

直近20回までのKitacaの利用履歴は、
自動券売機でレシートに印字することができます。

ただし、
最後に使用した日から26週間を過ぎた利用履歴の照会、
レシートへの印字は残念ながらできません。

交通機関の利用履歴が確認できると、
電子マネーでも経費が管理しやすくなるのでおすすめです♪



4.Kitacaの種類

Kitacaの種類にはどんなものがあるの?

▼【①・Kitaca定期券

札幌の主要エリア(小樽・手稲・琴似・札幌・新札幌・千歳・新千歳空港など)では、
定期券を購入する時にわざわざ窓口対応してもらう必要がなく、
「指定席券売機(話せる券売機含む)」で購入できるのでお手軽です。

定期が切れそうになったら、
券売機で継続購入もできます。

月末などで窓口が混んでいる場合、
これらの券売機を使用するのがおすすめです。

ただし、
通学定期券の新規購入については生徒手帳などの確認が必要なので、
「みどりの窓口」や「話せる券売機」で購入することになります。

Kitaca定期券の購入代金は以下の様になっています。

・Kitaca定期券を継続購入する場合、
同一定期は有効開始日の14日前から可能です。

・Kitaca定期券の購入代金
=「定期券の料金+デポジット500円」

・Kitaca定期券の料金払い戻しは
「220円」の手数料で可能です。

・Kitaca定期券の紛失再発行
=「再発行手数料520円+デポジット500円」

▼【②・記名式Kitaca

万が一Kitacaを紛失しても、
「記名式Kitaca」を利用している場合。

購入者の情報がデータセンターに残っているので、
データを移行して再発行することが出来ます。

記名式Kitacaの詳細を確認してみましょう!

・大人と子供どちらでも購入可能

・Kitaca利用可能エリア内の駅「みどりの窓口」等で購入可能

・記名式Kitacaの購入金額
=初期チャージ1,500円+デポジット500円

・220円の手数料で払い戻し可能

・紛失再発行
=手数料520円+デポジット500円

・チャージの上限は20,000円まで




▼【③・無記名Kitaca

こちらは個人情報が登録されていないKitacaです。

購入時の手続きがとても簡単で持ちやすいことが特徴です。

北海道旅行のお土産、
遊びに来た友達などにプレゼントしても良いかもしれません。

無記名Kitacaには以下の様な特徴があります。

・販売金額
=2,000円(初期チャージ1,500円分+デポジット500円)

・大人のみ購入可能

・購入場所
=Kitaca対応の券売機かKitaca利用可能エリア内の駅「みどりの窓口」

・払い戻しは220円の手数料で可能

紛失再発行=不可能

・チャージの上限は20,000円まで

▼【④・JRタワースクエアカード Kitaca

札幌駅のJRタワースクエアカードと一体になっているKitacaもあります。

通常のKitacaにはポイント機能はありませんが、
このカードなら提携ポイントである「JRタワーポイント」が貯まります。

「JRタワースクエアカード Kitaca」の特徴を見てみましょう!

・JRタワー(アピア・エスタ・パセオ・ステラプレイス)でポイントアップ

・JRタワースクエアカードの特典や便利なサービスが受けられる

・JRタワーで買い物時、
サイン不要(支払い回数が翌月1回のみ)

・現金でのお支払い時の2倍のポイントが付く

・JRタワーで合計2,000円以上のお買いもので当日のコインロッカーが3時間無料
(※2026年3月31日終了予定)

▼【⑤・イオンカード Kitaca

イオンカードとKitacaの一体型カードもあります。

イオンもKitacaもよく使用している人は検討してみてはいかがでしょうか?

こちらもKitaca機能自体にポイントが付く訳ではありませんが、
クレジットカード利用による「WAON POINT」やイオンの特典が受けられます。

・クレジット機能付き。
(※KitacaへのオートチャージはJR東日本エリアの駅改札等では不可)

イオンシネマの映画が一般通常料金から300円引き

・ETCカードとして使用できる

・Web明細を確認できる

イオンiDを取得できる

・WAON POINTが貯まる

特典1
イオングループの対象店舗なら、
WAON POINTがいつでも2倍!

特典2
毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、
お買い物代金が5%OFF!

特典3
毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」は、
WAON POINTが2倍!



5.まとめ

「Kitaca」の便利な使い方を覚えましょう!

交通系ICカードが普及するにつれて、
将来的にお金を持ち歩くことが無くなる世の中になるかもしれませんね。

改札の利用時にチャージ金額が足らない場合、
人の流れを止めてしまうことになります。

この瞬間って、
ちょっと気まずい迷惑な雰囲気になるので、
くれぐれもチャージ残高の確認は怠らないようにしましょう!

また、
Kitacaなどの交通系ICカードは、
最後の利用から10年間利用がないと失効します。

しばらく使っていないカードがある場合は、
久しぶりにチャージや残高確認をしておくと安心ですね♪