現金が必要な時に便利な借り入れ方法!
仕組みと賢い選び方
急用で現金が必要になった時、
持っているクレジットカードのキャッシング機能を使って現金を引き出すことができます。
他にも、
カードローンを利用するという方法もありますね。
ところで、
どちらを利用した方がお得なのでしょうか?
カードの種類、
借り入れ方法、
返済方法などを詳しく確認しておきましょう。
- ページ更新日:12月17
1.カードローンとは?
カードローンは、
銀行や消費者金融からお金を無担保で借り入れ、
分割返済する融資方法のことです。
カードローンの利用方法は専用のカードを使って、
窓口やATMなどからお金を借り入れることになります。
クレジットカードのキャッシングも同様の手続きです。
カードローンは、
「自動車ローン」や「教育ローン」とは異なり、
使用目的に関係なくお金を借りることができます。
利用目的が自由なので、
お祝いやお香典など、
様々な用途に利用できる点が大きなメリットだと言えます。
利用限度額の範囲内で何回でも借り入れが可能だという点でも魅力的ですね。
▼【カードローンとキャッシングは何か違う?】
「キャッシング」と「カードローン」の最も大きな違いは返済方法の選択肢です。
クレジットカードのキャッシングは、
「一括払い(翌月払い)」または「リボ払い」を選択するのが一般的です。
一方で、
カードローンの返済は基本的に「リボ払い(分割払い)」となります。
利用限度額が大きいカードローンは比較的低金利で、
ほとんど場合ではクレジットカードのキャッシングより金利が安くなります。
そのため分割(リボ)で返済するのであれば、
まずはカードローンの金利を確認してから利用することをお勧めします。
2.コンビニのATMでも借り入れが可能!
銀行系カードローンの借り入れ方法は、
以下の3通りの方法があります。
・指定口座に振込(パソコン・スマホ・電話から手続き)
・銀行ATM・提携ATMでの借り入れ
・自動融資(取扱のある銀行のみ)
三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」や「みずほ銀行カードローン」、
「三井住友銀行カードローン」などはほとんどのコンビニATMで借り入れ、
返済が可能です。
3.カードローンの種類と金利は?
銀行や消費者金融など、
契約する企業によって設定された金利が異なっています。
カードローンを利用する場合、
必ず金利をチェックするようにしましょう。
カードローンの金利は「年利」として表記されます。
カードローンの特徴として、
借り入れ金額(利用限度額)が多ければ多いほど金利は下がります。
各社の金利や契約極度額を比較してみましょう。
▼【みずほ銀行カードローンの場合】
「みずほ銀行カードローン」は、
利用限度額によって適用される金利が変わります。
金利の見直しが行われる場合もあるため、
必ず公式サイトで最新の金利チャートを確認しましょう。
▼【三井住友銀行カードローンの場合】
大手金融機関が運営する「三井住友銀行カードローン」では、
金利が年1.5%~14.5%となっています。
また、
契約極度額(上限額)は800万円まで借り入れ可能なカードローンです。
インターネット上から申し込みが可能で、
審査などの対応が比較的早いことも特徴です。
▼【三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』】
三菱UFJ銀行カードローン【バンクイック】の金利は「年1.4%~14.6%」です。
契約限度額は最高800万円となっています。
こちらも人気の高いカードローンです。
インターネット上だけでなく、
電話での相談も可能です。
▼【プロミス|カードローン】
CMなどでおなじみ消費者金融系のカードローンです。
「プロミス」のカードローンは実質年率4.5〜17.8%、
契約極度額は500万円です。
大きな特徴として、
プロミスを初めて利用する場合【30日間無利息サービス】が適用されます。
(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です)
大手金融機関と比較すると少し金利は高くなっていますが、
スマホからでも簡単に申し込みができますし、
特典も用意されています。
4.カードローンの返済方法
カードローンの返済はリボルビング払いが一般的ですが、
月々の返済金額の設定には大きく2種類があります。
1つは「元金均等返済」。
これは元金を返済回数で割って、
その金額+金利を支払う方法です。
もう1つが、
「元利均等返済」で、
元本+金利を返済回数で割った額(一定額)を毎月返済する方法です。
一般的に、
最終的な支払い利息総額は「元金均等返済」の方が安くなりますが、
返済開始当初の月々の支払い額は高くなるという特徴があります。
(※元金が早く減るため、かかる利息が少なく済むからです)
最近では、
コンビニで返済可能なカードローンも多いので、
返済方法の確認もしておきましょう。
5.まとめ
カードローンやキャッシングなど、
お金の借り方、
使い方は色々と方法があります。
自身の資金状況や目的に応じて、
賢い選択をしてみましょう!