ICOCAの種類と
便利な使い方を徹底解説!
電子マネーICカード「ICOCA」を1枚持っていると、
交通機関の利用が便利になります♪
ICOCAは交通機関で利用する以外にも、
便利な機能があるんですよ!
いくつかあるICOCAの種類、
便利な使い方を詳しくご紹介します♪
2.ICOCAはコンビニでも使えます!
3.使えるコンビニは?
4.ICOCAの購入方法?
5.ICOCAのチャージ方法
6.「SMART ICOCA」とは?(新規発行終了)
7.「ICOCA定期券」とは?
8.まとめ
- ページ更新日:12月8日
1.ICOCAとは?
ICOCAは、
プリペイド式(チャージ式)の電子マネー機能を持ったJR西日本が発行するICカードです。
自動改札にタッチするだけで、
プリペイドカード方式の乗車券として使える便利なカードとして発売されました。
ICOCAの公式キャラクターになっている
「カモノハシのイコちゃん」のデザインが印象的なカードです♪
名前の由来は関西弁の「ほな、行こか」から来ている、
西日本らしいユニークなカードです。
「Suica」はJR東日本が発行しているカード、
ICOCAはJR西日本が発行しているカードで、
関東圏の方が利用する場合、
若干の違いはありますが「ICOCA」は「Suica」とほとんど同じカードと考えて大丈夫です。
ICOCAの使い方(仕組み)は、
乗車する駅と降車する駅でICOCAを読み取って、
自動的に運賃を計算してチャージ残高から引かれる仕組みになっています。
わざわざ運賃を計算して切符を購入する必要がないので、
年齢を問わずとても人気のサービスになっています。
またICOCAは乗車券としての機能だけではなく、
電子マネーとしても使えます。
ICOCAに対応しているお店なら、
買い物にもICOCAを使うことが可能です。
電子マネーとしての使い方は、
現金をICOCAにチャージしておいて、
チャージした分だけ使えるという完全なプリペイド方式です。
(クレジットカードのような後払いシステムはありません!)
ICOCAにオートチャージ機能はないので、
残高が無くなるたびにチャージする必要があります。
2.ICOCAはコンビニでも使えます!
ICOCAは乗車券としての使用だけでなく、
ICOCAに対応したお店でのお買い物にも使えます。
さらに、実際の店舗だけでなくICOCA対応の自動券売機・自動販売機でも利用可能です。
ICOCAが使えるお店はとても沢山あります♪
全国のコンビニ、
マクドナルドやガストなどの飲食店、
イオンやイトーヨーカドーなどのスーパー、
ドラッグストア、
ビックカメラなどの家電量販店、
クロネコヤマトなどなど。
ICOCAは関西だけではなく、
全国にある非常に多くのお店で使うことができます♪
またコンビニで利用する場合、
買い物に使うだけでなくチャージも可能です。
過去のICOCAはICOCAに対応したお店でしか使うことができなかったので、
使えるエリアは西日本に限定されていました。
しかし、現在はSuicaやKitaca、
SUGOCAなど、
あらゆる他の電子マネーICカードとの相互利用が可能になっているので、
全国の交通機関・お店で使うことができます。
3.使えるコンビニは?
ICOCAは一部のコンビニで利用する場合、
買い物だけではなく、チャージすることも可能です♪
* セブンイレブン
* デイリーヤマザキ
* ファミリーマート
* ポプラ
* ミニストップ
* ローソン
以上のコンビニでは買い物とチャージが可能になっています。
コンビニでICOCAをチャージする場合、
現金でのチャージのみ対応しています。
クレジットカードでの支払いはできません。
4.ICOCAの購入方法?
ICOCAはJR西日本にある駅の自動券売機で購入することができます。
(一部の駅では購入できない場合もあります。)
当然と言えば当然ですが、
JR東日本の駅でICカード乗車券を購入しようとした場合、
Suicaを購入することになります。
JR西日本ではICOCAです♪
ICOCAは1枚2,000円で購入することができます。
購入代金の内訳は、
デポジット(カード保証金)として500円を預け入れて、
残りの1,500円分が初期のチャージ金額となります。
デポジット(カード保証金)500円は、
ICOCAカードを返却すれば返金されるので、
実質0円で購入することが出来るカードです。
ただし、ICOCAカードを紛失してしまったら、当然デポジットは戻ってきません。
ICOCAには個人情報を登録した「記名式ICOCA」と、
何も情報を登録しない「無記名式ICOCA」がありますが、
どちらも発行に関わる料金は変わりません。
「記名式ICOCA」の場合、
個人情報とカードデータが常にICOCAデータセンターに記録されているので、
紛失した場合でも、
新しいICOCAカードにデータを移行しての再発行が可能です。
しかし、「無記名式ICOCA」の場合、
記録・情報が残されていないので紛失時の再発行は不可能です。
チャージした金額も失うことになります。
ICOCAはクレジットカードと違って、
チャージした金額以上の損失を受けることはありません。
ただし、チャージの最大上限額20,000円までチャージしていた場合、
とても残念なことになってしまいます。
チャージ残額と紛失には十分に注意しましょう。
5.ICOCAのチャージ方法
ICOCAはプリペイド式(チャージ式)のICカードなので、
必ず事前にお金をチャージしなければ使うことが出来ません。
いつでも残高不足にならないように注意して使いましょう。
ICOCAのチャージは、
駅のホームや構内にあるチャージ専用機、
自動券売機、
コンビニやICOCA対応の店舗で行うことができます。
ICOCAは現金でのみチャージ可能です。
最大チャージ上限額は20,000円までとなっています。
ICOCAの利用やチャージで、
WESTERポイントを貯めることもできます。
「自動券売機・チャージ専用機」でチャージする方法は簡単です♪
まず、ICOCAを機械のカード挿入口に投入するか、
カードリーダーの上に置きましょう。
そしてチャージ金額を指定して現金を投入します。
これでチャージ完了です。
(ちょっとした注意点として、
領収書が必要な場合、
必ず画面に表示される「領収書ボタン」を押しましょう!)
コンビニなど、
店頭でICOCAをチャージする場合、
店員さんに「ICOCAのチャージをお願いします」と伝えましょう。
そして、金額を指定して現金で支払いをすることになります。
店員さんの指示に従って、
ICOCAをカードリーダーにかざしてデータの読み取りをすればチャージ完了です。
ICOCAの利用は少しチャージが面倒に感じるかもしれませんが、
一度チャージしてしまえば
切符を購入せずに電車やバスに乗れますし、
買い物のお会計も素早く済みます。
ちょっとした買い物、
公共交通機関での移動が多い人は相当な時短になるはずです♪
6.「SMART ICOCA」とは?(新規発行終了)
SMART ICOCAは、
2024年12月に新規発売を終了しています。
現在すでにSMART ICOCAをお持ちの方は、
引き続き便利に利用できる機能があります。
通常のICOCAのチャージは「現金」でのみ可能ですが、
「SMART ICOCA」であればクレジットカードでのチャージも可能です。
さらに、SMART ICOCAには、ICOCAにはない便利な機能があります。
▼【SMART ICOCAはWESTERポイントが貯まる!】
SMART ICOCAの大きな特徴が「WESTERポイント」を貯めることが出来る機能です。
このポイント制度は、以前の「J-WESTポイント」からWESTERポイントに統合・名称変更されています。
WESTERポイントはJR西日本が提供するポイントサービスです。
1,000ポイント1,000円としてSMART ICOCAにチャージして使うことが可能です。
乗車券としてSMART ICOCAを使用すると、
200円の利用につき1ポイントが付与されます。(チャージ専用ポイント)
SMART ICOCAは、
電車を使う機会が多い人なら、
かなりお得にポイントが貯まるシステムです!
▼【SMART ICOCAはインターネット上で履歴の確認が可能!】
もう一つのSMART ICOCAにしかない機能が、
インターネット上(WESTER会員サポートページ)での利用履歴・利用明細の確認です。
ICOCAでも自動券売機を使えば利用明細を確認することはできますが、
公式サイト上で確認することは出来ません。
SMART ICOCAはWESTER会員サポートページで利用明細を確認することができます。
スマホやパソコンがあれば、
いつでも確認できるので便利な機能です。
自宅で家計簿をつける時などに重宝しますね♪
▼【SMART ICOCAのチャージ方法は?】
SMART ICOCAはクレジットカードを登録しているので、
SMART ICOCAさえあれば現金が無くてもチャージすることが可能になります。
(クイックチャージ)
ただし、Suicaのようばオートチャージ機能はなく、
チャージの上限金額も20,000円までとなっています。
(紛失時のことを考えると安全と言えば安全です♪)
SMART ICOCAであっても、
残高がなくなる前に自動券売機などでチャージすることを忘れないようにしましょう♪
注意点として、
コンビニでもSMART ICOCAのチャージは可能ですが、
コンビニではクレジットカードを利用したチャージが出来ず、
現金での支払いが必要になります。
7.「ICOCA定期券」とは?
ICOCAには定期券機能がついた「ICOCA定期券」があります。
「ICOCA定期券」は、
通常のICOCAでも利用可能な電子マネー・乗車券機能の他に、
定期券の機能が付いたバージョンアップカードです。
「ICOCA定期券」の購入方法はICOCAと同じで、
自動券売機からの購入ができます。
また、これまで使用していたICOCAをICOCA定期券に変更することもできます。
通常のICOCAと大きく違うのは、
必ず名前・電話番号の登録が必要になります。
さらに通常の定期券と同じように定期利用する区間料金の前払いが必要になります。
しかし、「ICOCA定期券」は必ず記名式ICOCAになるので、
紛失した時に再発行ができるメリットもあります。
記名式ICOCAであれば、
紛失後に誰かに使われていない限りチャージ残高は戻って来ますし、
定期券もそのまま継続して再発行してもらえます。
ただし、ICOCAの再発行には新しいカードのデポジット料金500円に加えて、
再発行手数料520円が必要になります。
合計で1,020円が必要となります。
8.まとめ
「ICOCA」は、
プリペイド式(チャージ式)の電子マネー機能、
乗車券機能が一体型になった便利なカードです。
Androidスマホ向けの「モバイルICOCA」や
Apple PayのICOCAも利用可能となり、
さらに便利になっています。
Suicaなど、
他のエリアで販売されている交通系ICカードとも相互利用が可能なので、
全国の交通機関やコンビニなどで使うことができます。
コンビニのようなちょっとした買い物にはピッタリの電子マネーです。
活動範囲が関西圏であれば、「ICOCA」は1枚持っておきたいカードです♪